私の旅行記-北海道-

あれはまだ学生の頃です。同じ科の友人達と、何か思い出になる旅行をしようと、計画をたて始めました。みんなの意見が一致したのは北海道。行動力のある友人の力で、私たちは積み立て貯金を始めました。

ちょうど1年くらいたったころでしょうか。友人の一人がツアーの一覧を持ってきました。結構色々なコースがあります。コースを見ながらあれこれ旅行のことを想像するのはなんて楽しいのでしょう。

一人一人行きたい場所をあげ、その条件を満たしているコースをみつけたのです。7泊8日の北海道旅行。行きは寝台列車で1泊です。そして当時の青函連絡船を利用するコースです。

寝台列車の窓から東北の風景を見ることはできませんでした。何しろ夜中でしたから。

朝、青函連絡船に乗り換え、船内のレストランで自由に朝食を食べるのです。しかし、揺れが大きくて、食欲はありませんでした。

ラッキーなことに私を含めた友人達8名は、機関室を見学させてもらうことができました。しかし、そこでも船の揺れに悩まされる結果に。
進行方向の波を見ていると、また揺れることがわかります。ふわっと波の上に上がり、スーっと落ちるのです。ジェットコースターのような揺れに参りました。その後は客室で横になって、到着までひたすら寝ていました。

函館の朝市、洞爺湖の花火大会、阿寒湖で乗った遊覧船、霧が見事に晴れた摩周湖、今でもひとつひとつハッキリ思い出せます。

仕事をしていると、なかなか1週間も旅行するなどということができません。あのときに、思い切って一緒に旅行しておいてよかったなあ。

これだけの日数の旅行ですから、撮った写真の枚数といったら、凄いものです。

あれから20年ほど経ってから、また北海道に行く機会がありました。あの当時、昭和新山の周囲は、殺風景で広々していた印象がありましたが、今では店が沢山できて随分にぎやかになっていました。

ずっと長く続く海沿いの道、その道沿いの牧場の風景、そういうものは変わっていませんでした。

2回の北海道旅行はどちらも夏で、とても涼しくて快適に過ごすことができました。しかし、昨年行った北海道の夏は暑く、初めて北海道へ行った小学生の娘は、北海道にいるという実感があまりなかったようです。

それでもまた行きたい場所です。

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